『事故物件』
出るとか出ないとか、結構聞くハナシだったりしませんか。
沖縄に住んでいた私の知り合いも、ある日昼寝をしていて
見えない何者かに凄まじい勢いで足を引っ張られ、
あまりの恐ろしさに、住み始めたばかりだったその部屋から
早々に引っ越したそうな。
後で地元の人に聞いた話によると、沖縄戦で沢山亡くなった場所に建ったマンションだったとか何とかで。
地元の人曰く、あそこは出るにきまってる、だったそうである。
これとは少々ケースが異なるが、
以前に自殺や事故や事件のあったことを知らずに住んでしまったら…
なんて、ハヤリの都市伝説モノやホラー小説にもよくあるこの手の部屋、
実際には「事故物件」と呼ばれ、一般的には事故の次の入居者のみに告知する義務があるとされている。
そんな恐ろしい部屋、絶対住みたくないし当然敬遠されてずっと空き部屋、だと思うでしょ?
少なくとも、超ビビリな私は激しくそう思う。
しかし信じられないことにこれが結構人気だったりするらしい。
なぜなら、賃料が安い。
半額とまではいかなくても3割引きぐらいは当たり前なのだそうで、特に都心部では
わざわざ事故物件を探す人も珍しくないとのこと。
まぁ実際出るなんてことはまずない…。
…と言うよりむしろ今どき霊だの何だのが出るの出ないのって、
ある意味ファンタジーなことを言ってるご時世ではないとゆーわけですかね。